[참고 자료]/외국 전력(電力) 정보

配電線への雷撃様相の観測

凡石 2009. 9. 4. 23:29

配電線への雷撃様相の観測


 1.研究のねらい
饗場 潔,宮崎 輝
(高電圧・絶縁技術グループ)
雷現象についてはわからないことも多く、観測を通して効果的な対策を検討していきます。
配電設備の雷被害対策として、架空地線(GW)の設置、放電クランプの設置、避雷器の設置、機器の耐雷化等が行われていますが、雷が配電設備に直接落ちたり(直撃雷)、配電設備の近くに落ちたり(誘導雷)することにより配電線事故となり、停電となることがあります。近年では、デジタルシミュレーション技術の発達により配電線の事故率を計算することができるようになりましたが、実際の事故率と隔たりがあり、計算精度を上げるために実フィールドにおける配電線の雷撃様相の実態を把握することで雷現象をさらに詳細に把握する必要があります。
 2.取組内容
直撃雷による配電線事故様相のシミュレーションと誘導雷による配電線事故様相のシミュレーションは異なります。一般的に、配電線に雷事故が発生した場合、後日の現場調査結果からだけでは、その事故が直撃雷によるものか誘導雷によるものかを見分けるのは困難です。そこで、実フィールド(栃木、群馬エリア)における直撃雷・誘導雷の様相を把握するために自動撮影機能を有する静止カメラを用いた配電線への雷撃様相観測を行っています。また、同時に配電線に流れる雷サージの波形観測も行っています。この観測結果をもとにシミュレーション精度の向上を目指していきます。

雷サージ観測箇所


研究テーマへこのページのトップへ|